海なし県の栃木育ち。母は新巻鮭やカツオなど上手にさばいていましたが、私は出来ません。
どんなに小さくてもお腹を割くなんて...切ったり取り出すなんて...無理(>_<)
切り身専門でした。でも、今年は食べたかったんです。子ども達と。
毎年6月10日は小イワシの解禁日。このタイミングを逃したくなかった。
ちょっと前からやるぞと決めていました。だから「エイッ!」っと挑戦。
小イワシの下処理に初挑戦。
広島では小イワシとして親しまれているカタクチイワシ。他県では「いりこ(煮干し)」として出汁に使いますね。
広島県の魚類の中で最多の漁獲量、なんと70%を占めるそうです。
活魚としてて小イワシを味わうのは広島県内だけの食文化。足が早く傷みやすいので
なかなか流通されないんですね。

せっかく体験するなら「PPバンドでやってみたい」そう思っていたら
お店の方が奥から持ってきてくれました。
これで小イワシの身を簡単にそぎ取ることが出来る、はず。
いきなり2パッ購入。しっかり食べたかったから。でも、ちょっと欲張りすぎたかな。
下処理は地味に時間がかかりましたが、PPバンドの使い方はしっかり体得。
7回洗えば鯛の味

あらかじめネットで刺身の作り方を予習しました。
「7回洗えば鯛の味」そんな言葉も知りませんでした。10年近く住んでいてかなり無関心ですね。
小イワシについている鱗や内臓などを冷やした水で何度も洗い流します。
丁寧に丁寧に、7回以上洗い流しました。たっぷり3人前。初めての刺身。醤油とポン酢で頂きました。
ポン酢の方が好みでした。旬の味に出会えて嬉しいなぁ。
苦手な事に挑戦するのは久しぶり。
体も心も鈍くなっているけれど、気になる事はどんどんやってみよう。
次回は天ぷらですかね。
小イワシの旬の時期に広島に来られた際は、是非味わってみてください。
丁度 生中継があるそうです⇩

「しらす派」だったのですが...


こちらもどこのスーパーでも見かける「ちりめんじゃこ」。
関東圏に暮らしていた頃は断然「しらす派」だったのですが、広島に来て「ちりめんじゃこ」をよく買う
ようになりました。
「音戸(おんど)ちりめん」をご存じですか?
倉橋島 音戸(おんど)地区で獲れたちりめんじゃこは良質で知られ、広島の人気のお土産にもなっています。「安芸いりこ」なども有名です。
買い求めてはちりめん山椒を年中つくようになりました。
骨密度が気になりだしたので意識して食べるようにしています。
今も昔も生活に欠かせない魚として親しまれてきたカタクチイワシ。広島県民自慢の魚です。
私も好きになります。そしてこの食文化を大切にしていきたい。
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