うっかり忘れていた味噌の出来栄え。久しぶりに聞く叔母たちの声。

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★いつもありがとうございます。

味噌作りを始めたのは母が亡くなった翌年から。

いつも実家から母手づくりの味噌を送ってもらうのが当たり前でした。

母はジャムやケチャップ、味噌などを仲間と作り本格的に販売もしていました。

その頃、味噌汁が好きではなかったし、毎日は作らなかった。

味噌の有難みを感じませんでした。

でも良質な物を探すと結構お高いんですね。買い始めて知りました。

母の味噌が無くなるということ。

母は事故で亡くなったのですが、突然のことでした。

だけど、悲しみを共有したくても子供達は幼いし、身内も近くに住んでいない盛岡。

地域での人間関係を上手く構築できていなかった頃で

泣きたくても泣けず、事情も話せずいつも通りの生活を淡々とした自分が気持ち悪かった。

「人って、感情に逆らって普通に生活できるんだ
「私は悲しい気持ちを出せる人も場所も持ってない」

そうするしかなかったのですが、かなり孤独感を味わいました。

転々と暮らしてきましたが、環境に慣れるって大変な事です。

どの土地でも緊張して疲れてた。

そのおかげで喪失感にどっぷり沈まずに済みました。

母が亡くなってから、毎朝味噌を飲むのが習慣になり

盛岡の寒い冬は生姜を入れたり、酒粕を入れたり、具沢山の味噌汁で体を温めました。

「母の味噌をずっと残したい」そう強く思ったんですね。

それで味噌作りを始めました。ほんの少し残っている味噌を種味噌にして。

材料は3種類、それと容器。作り方もシンプルで意外と簡単です。

初心者でも気軽に挑戦できました。作業工程は2日必要です。

今年の味噌の仕上がりは?

年明けごろに世田谷に住む叔母から大豆を頂きました。

山形県産の青大豆を乾燥させた『秘伝ハッピー豆』です。2月の豆まきに1袋開けてしまいましたが。

すごく美味しそうだったので、こちらと秋川牧園の大豆と合わせて味噌を作りました。

まだ半年もたっていない若い味噌ですが、中の状態を確認しました。

青大豆を使ったせいか、まだらな茶色。ちょっと硬めです。味噌を切らしていたので少しタッパー
に移して使うことにしました。

じゃ~ん、今朝は娘が味噌汁を作ってくれました。玉ねぎの甘さを感じる優しい味。

この味噌が暑い夏を越したらもっと美味しい風味になってるぞ!楽しみです(^^)

無事届きました。

先日こちらからFaxで注文した三良坂みらさかピオーネが、東京の2人の叔母に届きました。

かなり大粒だったようで、
「近所に配るにはもったいないから一人で全部食べるよ!」

うれしい感激の言葉が返ってきました。
2人とも一人暮らしですが、半年ぶりにゆっくり話が出来て安心しました。

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